もう怖くない「爪水虫」まさかのクローヴ(丁子)撃退法!
水虫、なかでも治療の難易度が高いといわれる爪水虫。
しかし、もう恐れることはありません。
早期に気付けば簡単に直す方法 が、あったんです!
by ブラジルばあちゃんの知恵
*ある時期を境に4~5年ほど、左足の薬指と小指にかけて、定期的にかゆくなっては薬を付ける、という繰り返しをしていました。
*薬を付けると一週間ほどでかゆみが引きますが、また一ヶ月もたたないうちにかゆみが出て、明らかに水虫の症状と分かる皮膚のかさかさ感や皮がむけるという状態が続いていました。
*そのうちに、左足の親指の爪に違和感を感じ始めました。最初は何も見えず、違和感も感じなかったのですが、ある日突然、爪が肉からはがれるような痛みを感じたかと思うと、爪に一本の白い筋が! 「もしや・・・?」の嫌な予感は的中。インターネットで検索した爪水虫の画像とそっくり。疑う余地はありませんでした。
いい薬はないの?
*お酢に足をつけると水虫がよくなると聞いたので、二カ月ほどは毎日朝晩、温めたお酢に足をつけてみました。確かに薬指と小指の水虫は出にくくなった気がしましたが、、、。面倒くさい上、爪水虫自体は明らかに成長しているように見えました。
*巷では、[副作用の強い薬を数カ月も飲まなければ治らない]とか、[塗り薬は高い割に効果が少ない]と、どれも解決に向けて受け入れがたく、辛い日々が続いていました。
ブラジルばあちゃんの知恵!
*そんな矢先、「このおばあちゃんなら知っているかもしれない」と思う人の顔がふっと頭をよぎり、早速電話をして尋ねてみると、
「私も昔、同じようになって、、、民間療法に詳しい人からクローヴをアルコールで抽出した液の事を聞いて、ぬってみたら治ったよ」と即座に教えてくれました。
*ブラジルではよく料理に使うクローヴ。「そんなものだけで本当にに治るの?」と、あまりにも簡単な治療法すぎて半信半疑でしたが、経費もかからず、「このくらいならダメ元でも試せる」と思い、早速薬作りから始めることに!
驚き!グローブの殺菌力!
料理の香り付けだけじゃない
*ブラジルのお菓子や肉料理などでポピュラーに使われるクローヴ。 ポルトガル語ではクラーヴォ・デ・インジオ(CRAVO DE INDIO) 、日本語では「丁子」と言いますが、日本の料理ではそれほど馴染み はないですよね?
なんと、このクローヴで本当に爪水虫が治ったのです!
爪水虫薬の作り方
*クローヴは、ブラジルならフェイラ(朝市)やスーパーなど、どこでも簡単に手に入ります。
*ちなみに、一袋10gで3レアルくらいで購入できます。
(=約100円/2015年10月レート)
材料
★クローヴ10g
★消毒用アルコール(薬局で購入
作り方
1-30mlのアルコールをガラス瓶に入れ、
2-クローヴ10gをつけ込み、蓋を閉じます。
3-約2週間後から使用できます。
⇐ Cさんが購入したアルコールはこちら取り扱いにはよく注意してくださいね。
効果倍増! 爪の患部をヤスリで削ればさらに効く!
*二週間後・・・。クローヴの薬効をたっぷり抽出した爪水虫薬。それを綿棒などにつけて毎日朝晩、患部にたっぷり塗ります。
*小さな専用容器に移して直接かけたらもっと効きます。
*しかし!爪深くに食い込んでいる水虫だけに、爪の上から薬を塗るよりは、筋が入った部分を紙ヤスリで削って、ボロボロになった爪を除いてしまうと効果的です。痛そうに思いますが、白い筋の部分は爪の表面からある程度削ると、白くなってボロボロになって痛みもなく簡単に崩れます。
経過から完治まで!
*クローヴ薬をつけ始めてから、一か月~2カ月くらいで効果が実感でき始めます。
*前述の薬の量で、だいたい2~3週間分の量です。
継続して使用するためには、早めに漬けこんでいなくてはなりません。
効果は・・・
縦に白い筋が入った爪水虫の場合
*下に縦長に白い筋が伸び続けていたのが、ピタッと伸びなくなるという効果が見えてきます。
*しかし、白くなった部分は消えるわけではないので、新しい爪が甘皮の部分から伸びてくることで水虫菌のない健康な爪に生まれ変わっていきます。
*患部の大きさによりますが、上の写真くらいの患部の場合は半年くらい薬を塗り続け、さらに、新しい爪に生え変わって完全にきれいになるまでは、一年くらいかかるのが目安です。
*患部がより大きい場合は、とにかく根気よく一年くらいかけて塗り続けてみてはどうかと思います。
*殺菌効果は強いですが、食べ物に使用するくらいなので、足先の患部に塗るだけなら特に副作用もありません。
*爪水虫だけではなく、皮膚の水虫にももちろん効果があります。
完全に撃退!
クローヴ薬を使い始めたころ
➡
1年半後キレイな爪になりました!
◉ ◉ 蚊よけスプレーも作れる! ◉ ◉
とにかく水虫の中でも強敵の爪水虫を撃退してしまったクローヴ。
殺菌、殺虫効果があることが実感できますよ!
そんなクローヴ薬をもう少し薄めて霧吹きに入れて使用すれば
手作り蚊よけスプレーにもなります。
天然でお料理に使うだけに薬っぽい香りでもおいしい香り。
市販の毒々しい香りと比べても肌にも安心感があります。
自家製蚊よけスプレーの材料
★消毒用アルコール(薬局で購入) 500ml
★クローヴ 10g
★アーモンドオイル(好みの植物オイル) 100ml
【作り方】
材料を全て容器に入れて蓋をし、4日後くらいから使用可能。
漬けこんでいる間、一日二回、朝晩軽くかき混ぜます。